運輸安全委員会は、国土交通省の外局で、次の業務を行っています。 1.航空、鉄道及び船舶の事故・重大インシデントが発生した原因や、事故による被害の原因を究明するための調査を行います。 2.事故等の調査の結果をもとに、事故・インシデントの再発防止や事故による被害の軽減のための施策・措置について、関係する行政機関や事故を起こした関係者等に勧告・意見を述べることにより改善を促します。 3.事故等の調査、再発防止、被害軽減といった運輸安全委員会の施策推進のために必要な調査・研究を行います。 (以上は、運輸安全委員会HP記載内容の転記) 今回、紹介するのは、船舶海難事故報告書です。 何が素晴らしいかと言いますと、 1 海難事故に至った経過が詳しく述べられている。 2 事故の分析がなされている。 3 具体的な海難原因が記述されている。 4 海難を防ぐための再発防止策が述べられている。 特に、4項の再発防止策は、安全な航行をする上での参考として最適と思います。 実際、事故で痛い目をみなくても、報告書を読むことで疑似体験ができ、現実に危険な場面に遭遇した時、非常に役立つと思います。 是非、読んでみて下さい。 運輸安全委員会のHP(ここ)を開くと、右の検索画面が出現します。 写真の選択内容は、当協会管内のプレジャーボートの海難事故を分析するためのデーター収集を目的とした設定です。 分類は「すべて」、発生年月は「2015年1~今年6月」、事故区分は「重大・軽微」、キーワードは「瀬戸内5県をAND」としています。 検索で得られた報告書(サンプルはここ)は、PDFで1~十数ページです。 皆さんの知りたい内容で検索してみて下さい。 もっと手っ取り早く見たい方には、前述の目的で収集した122件のデータ(ここ)をご覧下さい。 ※:122件のデータは、圧縮ファイル(zip)としています。 ダウンロード後、解凍してご使用下さい。 解凍後、エクセルシートと各県のフォルダが出現します。 まず、エクセルシートを開き、最終列の「リンク」をクリックしますと、該当の報告書が出現します。 |