過去のトピックス
  令和6年2月20日掲載  
    1月17日の第六管区海上保安本部定例記者会見において、令和5年の船舶事故及び人身事故発生状況(速報値)が広報されました。
 概要は、
1 事故件数は漸次減少方向にあるが、船舶事故の約半数が小型船である。
2 人身事故は全体としては減少傾向にあるが、死者及び行方不明者が100名を超えている。
3 プレジャーボートの事故では、機関故障・推進機障害・バッテリー過放電等が多く有り、日頃の点検整備が必要である。
 
4 事故防止への取組み
(1) 高齢者の海中転落事故防止を民生委員と連携
(2) 定期的な点検整備啓発
等々、小型船の安全に寄与する事項が満載です。
是非、読んで下さい。
ここをクリック」すると、六本部のURLにジャンプします。
小型船に関するページは「11~17」です。 

 令和5年6月22日掲載  
 令和5年6月15日の第二回理事会において 、竹川 和登 前会長 の後任として選任され 就任いたしました 井手畑 隆政です。
 瀬戸内海及び宇和海における小型船舶の海難防止に、甚だ微力ながら全力を尽くす所存でございます。
 皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 私は、呉市の青少年にヨット操船を通じて、海の楽しさ・海のルール・努力することの大切さ等々を伝える活動をライフワークとしています。
 
瀬戸内海・宇和海は、大小様々な島や入江により形成された海域で、気候は温暖、海上は静穏と自然環境に恵まれた場所です。
 また、島嶼の連なる様は、観光にも利用されています。
一方、この海域は、我が国の工業を支えるコンビナートが点在し、海上交通が輻輳する海域であり、更に、漁業が盛んで漁船や遊漁船が数多く航行し、加えて海洋レジャーも活発なことから、海難事故が多く発生する場所でもあります。
 瀬戸内海・宇和海には、プレジャーボートが約35,000隻在籍しています。 
 また、近年、水上オートバイに加え、免許が不要なミニボートやSUPあるいはシーカヤックなどの新たなマリンレジャーが出現し、海難の要因となっています。
 これらの海難では、尊い命も多数失われています。

 このことから、新たな海の状況を勘案した小型船の安全対策が喫緊の課題となっています。
 当協会は、操船者への安全講習、海上安全指導員によるパトロールの充実など、これまで以上の安全対策を推進していく所存でございます。
 皆様のご協力・ご支援をお願い申し上げます。

  令和4年10月24日掲載
    平成25年5月、国土交通省は、プレジャーボートの適正管理及び利用環境改善のための総合的対策に関する推進計画を策定しました。
 これを受け、瀬戸内海の各県が「放置艇(※)対策」を推進しています。
 令和4年10月時点における情報(インターネット)を整理しました。(ここをクリック)
 是非、お読み下さい。
 放置艇に起因する諸問題として、他の船舶の航行の支障、洪水・津波・高潮などの自然災害における船体の流出による二次被害の発生、沈船から漏出した燃料油による水域の汚染、更には景観の阻害などが考えられます。
放置艇対策の重要性をご理解下さい。
  ※ 放置艇
 港湾法等の法令及び条例に定める「水域管理者の許可を得ずに係留・保管」しているプレジャーボートを「放置艇」といいます。
  廃棄船も放置艇に含まれます。

 令和4年6月27日掲載
   
  第六管区海上保安本部から平成29年~令和3年の5ヶ年間の海難データを頂きました。
 このデータを使用して、見張りの必要性及び機関等の発航前点検の励行をお願いするページを追加しました。
 小型船舶の安全航行には、欠かすことのできない事項です。
 是非、お読み下さい。

 
 ここのクリックでページにジャンプします。

 令和3年12月28日掲載
  令和3年は新型コロナウイルスの影響か?マリンレジャーが盛況でした。
 この状況下、水上オートバイ(以下「PWC」という。)の迷惑行為・事故が多発し、テレビ及び新聞で大きく取り上げられました。
 インターネットでは未だに多くの掲載が有ります。
 報道の迷惑行為を行うPWC操船者はPWC愛好家の極々一部ですが、一般の方からはPWCの全体に厳しい言葉をいただいています。
 海は、皆が憩い・楽しむ場所です。
 PWC操船各位も海をこよなく愛される方々です。

 
  一部の方の非行を仲間で“いさめあう”関係をお願いしたく、上図のページを作成しました。 
 PWC愛好家の皆様に一読いただければ幸いです。(ここをクリックでジャンプ)


 令和3年8月1日掲載
 藤井監事及び土田海上安全指導員が表彰されました。
    7月27日、広島グランドプリンスホテルにおいて、令和3年「海の日」海事関係者表彰式が挙行され、当協会関係者として藤井監事が高杉第六管区海上保安本部長から、土田海上安全指導員が萩中広島海上保安部長から表彰されました。
 藤井監事には、平成23年6月8日から10年の長きに渡り、当協会の運営にご尽力をいただいています。
 今回の表彰は、この功績に拠るものす。
 藤井氏は、学生の頃からヨット操船を趣味とされ、当協会の監事就任以前からヨットを通じて青少年の育成にご尽力されて居られます。
 土田海上安全指導員は、5年前に第六管区海上保安本部長から海上安全指導員を委嘱され、その活動が顕著なことから、広島海上保安部長から表彰されました。
 なお、土田氏は、公益財団法人広島県セーリング連盟の常務理事としてヨットの安全運航にご尽力をいただいています。
 左の写真は、受賞風景です。
 下写真の左から3番目が「土田海上安全指導員」4番目が「藤井監事」です。
 
 

 令和3年4月1日掲載  
 良い季節に成りました。  
  広島では3月11日にソメイヨシノの開花宣言がありました。
 写真は、当協会近傍公園の3月27日の様子です。
 満開少し前と思います。
 昨年は、新型コロナウイルスの関係で見に行っていませんが、例年と比べると、やはり、小規模・分散化に成っていると感じました。

 瀬戸内海では桜が鰆を連れてくるとの話を聞いたことがあります。
 また、長崎市の「海だより(ダイビングショップ)」の代表者が、磯焼けを防止するための活動として「ガンガゼ(ウニ)」の駆除を行っており、この状況を「 スイチャンネル(YouTube)」に投稿されています。
 
  この方の経験では、海水温と魚の食は略比例関係に有るとのこと。
 これからが釣果が期待できる次期に成ると思います。
 当職が安全講習会で、「魚は美味しく食べるもので、魚に美味しく食べられない様にしましょう。」と話しています。
 出港前点検の励行やらライフジャケットの常時着用等の安全確保を十二分に行い、楽しいボートライフが出来る様 お願いします。





 

  令和2年11月1日掲載  
  海上安全指導員の会議等出席(試行)について

 当協会は、国及び県並びに海事団体が開催する会議・委員会・協議等には専務理事をして、小型船の安全に関し意見を述べ、反映していただいています。
 一方、港湾計画の新規及び変更並びに船舶交通の整流及び整理等は、前述の会議等で決められています。
 このため、海上安全指導員もこの様な会議等に出席し、会議等の趣旨及び方針等を知ることが、安全指導に寄与すると考え、10月6日、倉敷市で行われた「水島港水島玉島航路及び水島東航路浚渫工事に伴う航行安全対策検討委員会(発注者:国土交通省 中国地方整備局 宇野港湾事務所、事務局:公益社団法人 瀬戸内海海上安全協会)に、当該地区の状況に精通している海上安全指導員を当協会の支部である岡山県西部地区小型船安全協会に推薦して貰い、随行者として参加させました。
 今後も会議等主催者の同意があれば、海上安全指導員を随行者として参画させ、海上安全指導員の育成を行うこととしています。


 令和2年8月1日掲載
 当協会 の副会長「千田 博通」が第六管区海上保安本部長から表彰されました。

 7月28日に「海の日」海事関係功労者表彰式典が挙行され、当協会の千田副会長が標題の栄誉を受けました。
 千田副会長は、平成18年から現在まで当協会の理事として、小型船の安全活動に寄与されたことでの表彰です。
 右上の写真は、高杉第六管区海上保安本部長からの表彰状伝達状況、右下は、被表彰者の全体写真です。(千田副会長は前列、左から3番目)

 千田副会長は当協会の役員以外に多くの要職に就かれ、ご活躍されています。
 プロフィール(概略)は次のとおりです。
 昭和 58年から現在まで、岡山県議会議員として精励され、県議会議長及び各種の委員長等を歴任されています。
 自由民主党岡山県支部連合会の政務調査会長、総務会長等にお就きです。
 岡山県善行賞、自治功労者としての知事表彰等8件もの表彰をお受けになっておられます。
 当協会の役員以外にも、岡山県スポーツ振興議連、社会福祉法人岡山県視覚障害者協会等20を超える団体の会長、顧問等に就かれ、岡山県民の安全、健康、青少年の育成等にご尽力されておられます。


 
 

令和2年6月16日掲載
 津波から命を守る(続編)
 5月19日の「zakzak夕刊フジ」に、最近の地震多発について、立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の「高橋 学」氏が次の内容を寄稿されています。(オリジナルはここ)
 ここ数年、同プレートに関連する地震は続いているが、今年に入り、特徴的な動きもみられる。
 現状は、大地震が集中する時期に差し掛かっているとみる。
 政府は、伊豆半島よりも西側で起きる地震を『南海トラフ地震』と呼ぶが、伊豆半島の西側と東側が両方とも動くM8以上の巨大地震が、数年以内に来てもおかしくない。
 以上のとおり、地震は、何時起きても不思議ではない状況です。
 地震で起こる津波被害は、想像を超えるもので、3.11東日本大震災では、死者約14,700名(全体16,000人)、行方不明者約2,300人(全体2,500名)の方が津波の犠牲者と成っています。
 津波から命を守るためには、「直ぐの避難」が必須です。
  大きな地震を感じたら、高台に避難して下さい。(詳細はここ)

 
 令和2年6月1日掲載  
  新型コロナウイルスの非常事態宣言も5月25日に解除され、これから、通常に戻る活動になります。
 ただ、完全に収束した訳ではなく、引き続き、3密の回避等非常事態宣言時の規範を守って行く必要が有ると思料しています。
新型コロナウイルスの陰で、あまり大きく報道をされていませんが、今日(6月1日)も関東でマグニチュード5.3の地震が有りました。
 最近、国内のいたるところで地震が発生しています。
 
  これらの地震に対し、一部の地震学者は、南海トラフ巨大地震と関連付ける方もおられます。
 3.11東日本大震災もそうですが、地震は突然おこり、大規模な災害をもたらします。
 このため、当協会は、南海トラフ巨大地震の「津波」から瀬戸内海及び宇和海に在籍する小型船船長の命を守るとして、内閣府、広島県及び東日本大震災の津波状況を記録した映像を基に、上部写真の「津波から命を守るために」の広報ビデをを作成しました。
 写真をクリックするか、「ここ」をクリックと専用のホームページにジャンプします。

 是非、ご覧下さい。
 
 令和2年5月1日掲載  
  今朝(5月1日)7時のニュースで、京都大学「山中 伸弥」教授が、今回の新型コロナウイルスについて、ウイルスとの共存の必要性、収束には、非常に長い時間が掛るとの見解を述べられていました。
 ただ、教授は、「明けない夜はありません。かならずいつか終息する日が来ます。」とのお話もされていました。
 また、傍には「万事塞翁が馬」の書が掲げられていました。
 不幸と幸福は背中合わせです。
 耐える時は耐える必要が有ると思います。
 左の写真は、当協会事務所近傍の公園で昨年撮影した桜です。
 今年は、新型コロナウイルスの関係で花見に行っていませんが、毎年、この様に咲き誇ります。
 今を耐えれば、来年は楽しい花見ができると信じています。
  令和2年4月2日掲載  
    新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、不要不急の外出を控える動きが長期化するる中、少しでも明るい気持ちで過ごしてもらおうと、当協会の所在地からほど遠くない、とあるホテルが窓明かりを使用して「頑張ろう広島市民」のイルミネーションを4月1日に行いました。
 今回の新型コロナウイルスは、過去に人類が経験したペストの脅威に近いもがあると思っています。
 この難関を乗り切るには、政府が国民に依頼している「三密の回避・不要不急の外出自粛」を励行するしかないとの思いです。
 広い海原で糸を垂れる事とは、誰にもウイルスをうつさないし、誰からもうつされないとの思いもあろうかと思いますが、道中や釣具店での感染も予想されます。
 大事な家族を守る、魚は少し太らせてから釣るとの思いを持って、三密の回避や不要不急の外出の自粛を行えば、ストレスも余り溜まらないかと思います。
 皆様のご健康を祈念しています。