津波から命を守るために   (安全情報ページに戻ります。)
※ おさらい(東南海で津波が起こる理由) [出典:内閣府HP]
 
 紀伊半島・四国沖には、
日本列島が位置する大陸のプレートの下に、海洋プレートのフィリピン海プレートが南側から年間数cmの割合で沈み込んでいる場所があります。







 

 この沈み込みに伴い、2つのプレートの境界にはひずみが蓄積されています。
 このひずみは、限度を超えると解放されます





 ひずみの解放時、陸側のプレートが跳ね上がります。
 この時、海水も跳ね上げることから、「津波」が発生します。
 津波の伝搬速度は、海の深さにより大きく異なりますが、時速数10km〜1,000kmに成ります。
 また、エネルギーの量も半端ない大きさで、人間が抗えるものではありません。



※南海トラフ巨大地震はいつ起こるのか?

 地震調査研究本部のHPには、
将来の地震発生の可能性  
 地震の規模  : M8〜M9クラス
  地震発生確率: 30年以内に、70%〜80%  
  地震後経過率: 0.84
  平均発生間隔: 88.2年
との記述が有ります。

 この内容を時系列に並べたのが、次表です。(拡大は、「
ここ」をクリックして下さい。)
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 地震調査研究本部の「地震発生確率:30年以内に、70%〜80%」は、多くのデータを統計処理した結果の値で信頼できると思います。
 この70〜80%を平均の「75%」として数字遊びをしてみます。
 広島VS巨人の東京ドームでの試合です。
 広島が、2対1で1点リード、9回の裏を迎えています。
 巨人が2OUTの間に、2・3塁を埋めました。
 1打、逆転のサヨナラ勝ちです。
 最後のバッターは、グレート長嶋です。
 何と、グレート長嶋の打率は、7割5分です。
 広島ファンの声:神様三振させて下さい。<(_ _)>
 巨人ファンの声:貰ったな!!。(^^♪
 さて、三振する確率は?。
 なんと「1.6%」です。
 打つ確率は、98.4%です。 
 地震発生確率70〜80%は、非常に高い確率です。
 明日にも地震が有るとの心構えが必要と思います。



※津波から命を守る
 広島県の津波シミュレーションでは、宇和海では30分、瀬戸内海では1時間程度で、命に係る「津波」が来ます。
 地震発生を早く知り、即の避難が命を守ることになります。
 次の事項を励行して下さい。
 
遊漁等の時は、必ず「携帯電話又はスマートフォン」を持参する。
  遊漁場所等では、時々、アンテナが立つて(送受信可能状態)いるかを確認する。
  気象庁の緊急地震情報が受信できるかを確認し、未設定の場合は設定する。
  海上保安庁の緊急情報配信サービスに登録する。
  家族等が地震情報を入手した場合は、直ぐに連絡して貰うよう依頼しておく。
  地震情報を入手したら、直ぐに近くの陸地に船を付け、高台に避難する。
  ※ 船はまた買えますが、命は買えません。 

※どこに逃げるのか?
 個々の場所によって、津波の高さが違うため、一概に退こう場所は言えませんが、広島県のシミュレーションの内容で記述します。
 
宇和海は、30m以上の高台
  瀬戸内海は、10m以上の高台
  3.11東日本大震災の映像を見ますと、海側が広く、陸側が狭い地形(V字)と成っている場所では、想像を超える高さまで波がきています。
  時間のある限り、高台に避難して下さい。

※広報用ビデオ
 今まで述べた内容を約7分間の映像に取りまとめています。(ここ)
注1 パソコンにウインドウズメディアプレーヤー等がインストールされている必があります。
注2 開かない場合は、ここでお知らせ下さい。

※今回使用したデータのリンク先(記述の字句をクリックして下さい。関係先にジャンプします。)
 
内閣府 防災情報ページ
  内閣府の動画
  地震調査推進研究推進本部
  気象庁 緊急速報メールの配信

  海上保安庁 緊急情報配信サービス
  広島県の津波シミュレーション

  宮古市の大津波
  相馬市を襲った巨大津波
  気仙沼湾に押し寄せる大津波


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